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世界中のあらゆる地域には、国や民族が誇る文化財や自然環境があります。世界遺産とは、現代を生きる世界のすべての人々が共有し、未来の世代に引き継いでいくべき人類共通の宝物のことです。宇治では宇治上神社と平等院が「古都京都の文化財」の一部として登録されています。 |
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明治維新までは、「離宮上社」と呼ばれていました。祭神は応神天皇とその皇子菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)及び兄の仁徳天皇とされています。境内正面の拝殿は鎌倉初頭のもので、寝殿造りの様相を伝えています。特に縋破風(すがるはふ)といわれる手法を用いた屋根の美しさは格別です。本殿は、平安時代後期に建てられた、現存するわが国最古の神社建築です。三棟の内殿を一列に並べて、共通の覆い屋で覆った特殊な形式の建物で、左右の社殿にある蟇股(かえるまた)も建築年代を示すものとして重要です。 |
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平安時代の後期、1052年に宇治関白藤原頼通(よりみち)が、父道長の別荘を寺院に改めたものです。「鳳凰堂(ほうおうどう)」は、その翌年に阿弥陀堂として建てられ、仏師定朝(じょうちょう)の作になる阿弥陀如来像が安置されている中堂と、左右の翼廊、背面の尾廊で成り立っています。大屋根には鳳凰が飾られ、内部は絢爛な宝相華文様や極彩色の扉絵で装飾されています。二重の天蓋や雲中供養菩薩も必見です。「鳳凰堂」の周囲には池を配した庭園(史跡・名勝)がありますが、創建当初は宇治川や、対岸の山並みを取り入れて、西方極楽浄土を現わしたものといわれ、各地の寺院造営に影響を与えました。2001年3月に平等院ミュージアム鳳翔館がオープンしました。 |
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